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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2010年 3月 8日のコラム

ペチュニア&花器 花言葉「あなたといると心が安まる」


検査でわかった事。
ソエルのすい臓の周りには、古い腫瘍から、
新しい腫瘍の転移があちこちにあった事がわかりました。

貧血もひどく、輸血をしなければ持たないとも言われ、
家族みんなで相談して、やれるだけの事はやってあげようと
先生にお願いしました。

家に連れて帰りたかった主人は、ぐっと我慢し、
ソエルを先生に預け、日にちの替わる直前に帰宅。 

次の日、また、朝早く主人は岐阜大へと向かう。
正直、その時は主人も私も覚悟を決めていました。
午前10時を回った時、主人から電話があり、
「母さん、今、何をしていると思う? 
ソエルと散歩しているんだ。
普通に歩き、階段も、4本の足でピョンピョン上ったり、
下りたりもしているぞ」。

ソエルが生きていてくれた事も驚きだが、
主人に元気な姿を見せ、安心させたかったのか。
主人は涙声で「ソエルから色んな事教えられた・・・」と。
輸血に8時間程かかるとの事で、主人は又帰宅。