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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2010年 8月 23日のコラム

ホテイアオイ 花言葉「好意」


田原市に住む私の同級生、原真知子さんから、
絵手紙が届きました・・・♪♪

その内容は、
奈良に行って、興福寺の薬師如来に会ってきた話しです。
薬師如来様は、顔だけの大きな仏様で、
真っ直ぐ見つめる目の強さ。
全てを包み込んでくれそうな顔の表情に、
友は、ただ圧倒され、混雑していたにも関わらず、
その場に立ち尽くしてしまったそうです。

友は、薬師如来の顔の写真を観ながら、
「何分の一でもいいから、
久美子さんの痛みを飲み込んで下さい・・・」と願い、
念を込めて顔の絵を描いてくれました。

その真知子さんも、
薬師如来の写真を机の前に貼って、
毎日祈ってくれているそうです。

そして、
「久美子さんも痛みがひどくなったら祈り、
シールを一枚貼って(似顔絵の葉書に)、
そのシールで顔が隠れてしまったら、
痛みも薄らぐ、そんな気がします。
そうあって欲しいと願いを込め、
一つだけ私が貼っておきました・・・」 

○が一杯付いたシールも、二枚入っていました。
涙で字がかすむほど、
真知子さんの有り難さをしみじみと感じさせてくれる、
今回の絵手紙でした。

感謝・・・