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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 2月 21日のコラム

クレマチス蕾 花言葉「美しい心」


エレベーターを降り、16階の廊下を、
主人、私、美香先生と歩いて行くと、
大きな掲示板に100回記念のポスター。
その隣には101回目のポスターが貼ってある。

それだけで緊張度がアップ。

更に受け付け近くなると、
今度は主人が、「行きにくいなー」と言って
車椅子をくるっと横に。

その私達を見て、出席者全員に渡すこの日の(研修会、講演内容)冊子を持って
早川美和子先生が、「中を見て、凄いよ」と。

何とその中には、
平成15年7月(第35回目から100回までのポスターが裏表2頁半に渉り)から
私の絵を遣って頂いたポスターが載っている。
それだけに留まらず、壇上に上がるリフトまで用意され練習を。

益々緊張度がヒートアップ。

講演まで聴いていると痛みが心配な為祝賀会だけ参加。
祝賀会(PM5時~7時)最初の挨拶は、勿論才籐教授。
壇上横には大きなスライドがあり、
私のポスターの絵が次から次へと流れ、
その合間には入院中に恩先生たちと写した写真も。

場違いの雰囲気の中(300人を超す出席者の中、患者は私と主人だけ)
乾杯と共に豪華な食事が。
でも緊張の余り、目の前の食事は喉を通らず^~^ 
隣の主人はバクバク。

来賓の方々の挨拶は、
「自分の番はいつ?」と、耳にも入らず。
笑顔でいても頭の中は真っ白。