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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 2月 28日のコラム

ザ・ハーバリスト(薔薇) 花言葉「ひとときの感動」


私の席の隣には馬場教授の席があり、
久しぶりの再会に嬉しくて話をしていると、
少し緊張が解けてきました♪♪ 

そこへ才藤教授が、
「武下さん、今日は来てくれて、ありがとう」と、
赤ワイン片手に。
私は情けない声で、「緊張して話が・・・」
「大丈夫、ここにいてくれるだけで^^」と言ったかと思ったらいなくなり、
すぐに赤ワインを私に持って来て下さり、
「乾杯しよう」。

普段飲まない私ですが、教授自ら持って来て下さったのと、
話の前だからと、ぐいっと一口。

パーマー教授の後に私の名前が呼ばれ、
リフトに乗って壇上中央へ、主人も一緒に。

私は挨拶の中で、
教授との出合いから、両足をなくす時の息子達とのいきさつ。
絵をポスターに使って下さった事。
また、教授から沢山の励ましの言葉を頂いた中の二つを述べました。
一つは、「どんな事でも本気でぶつかれば、必ず報われる」。
二つ目は、「僕に騙されたと思って付いて来て下さい」。

その教授の言葉を信じて此処まで来れた事は、
自分だけではなく家族全員が救われたと言っても
過言ではない事などを話しました。

私とパーマー先生との会話は教授が通訳。
残念ながら私はnice to meet youだけ。

これだけの貴重な経験を生かし、
まだまだ進行途上中ではありますが、
これをバネに笑顔を忘れず、
この先も、一日一歩で行きます。