ガザリアガズー 花言葉「あなたを誇りに思う」
1月11日(火)病院外来の日。
麻酔科治療、リハビリ(PT・OT)、診察、と済んだ後、
病院を出るのが3時過ぎ。
でもこの日は順調に進み、病院を出たのが2時過ぎ。
主人が、“お婆ちゃんに会いに行こう”と言い、
二日続きの外出は体に負担ではありましたが、
この日を逃すといつ施設にいる母に会えるか分からないので、
名古屋まで行く事にしました。
施設に着き、母に声を掛けると、
何故か母は私を見ようともせず、
主人の顔を見て嬉しそうに、
“武さん、来てくれたの♪♪”
私は急にドキドキして、
“お婆ちゃん、久美子だよ、分かる?”
私の顔を見た母は無言。
私の顔を忘れてしまった;;
主人の顔は覚えているのに。
(主人は時々一人で、母に会いに行っていました)
その数十秒後、
“久美子・・・?久美子だね、来てくれたの?あー、嬉しい♪♪
朝起きた時、今日は久美子に会える、来てくれると思っていた。
もう久美子と離れたくない”と
涙ながらに私の手を握って。
母の涙を手で拭いてあげながら、
“ごめんね、中々会いに来られなくて。
久美子の事忘れていないよね”
“忘れてなんかいないよ、いつも思っている♪♪”
母の優しい笑顔でホッとし、
40分程で母のいる施設を後にしました。
1年3ヶ月ぶりに会う母は、
また歳をとって小さく見えました。(90歳)