ちたまるナビ会員の方

ID/Mail
パス
ワード

K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
モバイル版
学校メルマガ
ちたまる安全安心メルマガ
東海市子育て情報メルマガ
ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 5月 16日のコラム

デルフィニウム 花言葉「壮大な心」


全身麻酔の前日は、
いつもと同じように麻酔科医の医師、
看護師さんたちの説明が病室であり、
いつもの如く、
「もう僕より武下さんの方が詳しいかと思いますが、
一応ここは?と言う所だけは説明させて頂きますね」。

説明に見える麻酔科医師は、毎回違います。
でも、手術室で麻酔を懸けて下さる医師は、
何年も同じ木村先生なので、私のこの奇妙な?体の事も、
痛みの事も全て把握され、安心して委ねさせて貰っています。



でも、それでも、

白くて長い廊下をくねくね通って行く時の緊張は、
何十回と経験しても(今回で何と25回目)怖いものです。



けど、今回は私の女神様とも言うべき柴田先生が、
8年ぶりに手術室に一緒に入り、
マスクで顔の全体は分からずとも、
優しい眼が私をほっこり^^と包んで
緊張を和らげてくれました。

「非観血的関節授動術&爪切り、清拭」等。
リハビリ科医師4名、麻酔科医師、看護師を入れ、総勢11名。

毎回、重病人ではないこんな私の為に、
これだけの大勢の先生や看護師さんによって
処置をして頂ける事に、感謝の極みで一杯でした。
今回は処置後、病室へ戻ってくる途中から
吐き気と胸の苦しみがあり、
酸素マスクと点滴がいつもより長くやる事になったけど、
何とか連休前に退院する事が出来ました。