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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 5月 30日のコラム

女王の木 花言葉「優雅な女性」


全身麻酔の日の夜、仕事を終え来てくれた主人。
いつもより体調悪そうに
酸素マスクを被ったまま寝ている私にビックリした様子で、
じっと立ちすくんでいたそうです
(後で看護師さんに聞きました)。

私の体は24時間、痛みが伴っているので、
ぐっすりと眠った事がこの15年間、一度もありません。
寝る体勢も座った状態で眠っています。
数時間も眠れるのは、この辛い全身麻酔のときだけ。

午後8時ごろ、ようやく吐き気も治まり、
食事は食べられませんでしたが、主人と話が出来ました。

次の日、麻酔科医師が見え、
(今回初めて入って下さった男の先生)
「武下さん、大丈夫ですか?
最初にお会いした時から僕に笑顔で話してくれて。
木村先生からも(麻酔科医)武下さんの事は聞いていましたが、
麻酔中、麻酔後の武下さんを見て、
こんなにも大変なんだと、涙が出てしまいました。
武下さんの、この笑顔はどこから出ているのか・・・?」と、
真剣な顔で話され、
私は、「本当は辛いけど、皆さんのお陰で、
こういう笑顔が出来るようになったんですよ」と話す。

今回の入院中、
大渕さん、浜島さん、若園さん、稲本さん、原真知子さんと
忙しい中お見舞いに来て頂き、心もほっこりさせられ、
元気が出ました。

「真知子さん、メロン美味しかったですよ♪♪」