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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 7月 4日のコラム

枇杷 花言葉「温和」


今日、明日(7月5日~18日迄)から始まる
「絵の作品展」での絵を飾る為、
主人、友達が(ソラト太田川3階)「市民活動センター」に
行ってくれました。

今回の作品展は、
この5月23日に他界した私の母に捧げたく、
今までに描いていた絵を主に展示させて頂きました。
母が好きだった絵、私が好きな絵を
母がどこかで観ていてくれる、そんな思いを込めて。

本来ならば、この作品展内容をコピーして母に見せ、
喜んで貰っていたのが私の元気の源だったのに;; 
この先、何を生き甲斐に日々過ごせばいいのか:: 

私が半田病院に入院中、母から手紙が何通も届き、
その中に書いてあったのが、
「人間、悲しい事ばかりは続かない、
楽しい事も一杯ある。一杯ついてくるはず。
それをもう駄目だと諦めては人間失格だよ。
母も丸い背中で苦しいけど、
それでも笑顔絶やさず頑張っている。
笑顔が大事、笑顔でいなさい」。

母に言われたように私は笑顔でここまでやって来ました。
けど、その笑顔の裏に隠れた涙を、
正直どこへ流せばいいのか・・・?と、
苦しかったのも事実です。

それでも、この笑顔があったからこそ、
人と人との「絆」も深まりました。

今は、その笑顔と本来のリズムを1日でも早く取り戻す事が、
母への恩返しと思っています。






3月11日 
人、1人の命が2分した東北関東大地震から早いもので4ヶ月近くとなり、
まだまだその凄まじい地震、大津波、原発被災は
私たちの脳裏から消え去る事はありません。

前回(4月)の作品展の折、
皆様に私の手作り便せん、葉書等をお買い上げいただいたそのお金を、
知多メディアスの義援金箱に寄付させて頂きました。

皆様の大切なお金を震災に遭われた方々の、
ごく、ごくごく一部にでもなればと思い。

そのお礼の返事が遅くなりました事、
また事前にお断りも無く勝手にした事お許し願います。
有難うございました。