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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2012年 12月 3日のコラム

次郎柿 花言葉「自然美」


入院3日目 
今日は午後1時から全身麻酔での処置をする日。
午前0時から「絶食」です。

麻酔科、リハビリ科(主科)、看護師さんからの説明は
昨日の内に済んでいるので、後は心を鎮め待つばかり。

気持ちを和ませる為、持って来た「絵」を
AM4時頃から描く。
11時45分看護師さんが、
“前のオペが早く済んだので
12時30分着で手術室に来て下さいと連絡が入ったので、
12時15分頃迎えに来ますね”
“あー、来たー。緊張するー‘‘×;”

いつもと同じ手術室(3階)。
長くて白い廊下を担当看護師、新人看護師(男女)と私。
“壁の絵が綺麗ね^@^”と緊張を隠しつつ話ながら行く。

が、オペ室に入る前の段階で待機する場所には誰もいない??
時間の聞き間違い??
そこへ麻酔科医の先生が2人見えたが、
私の主治医の先生達が来ていない。
どうも麻酔科と病棟の看護師さん達が、
お互い医局の(主科)先生達に連絡していなかったようだ。

連絡受け慌てて白衣のまま小杉先生が見えて、
私本人である事を告げ、
ようやく11番の大きな手術室に入る。

“先生が来ていないのに始まったらどうしよう‘‘~@”
体が震えてきた。
そこへ恩先生が、
“時間が出来たので部屋にお喋りに行ったら武下さんがいない。
看護師に聞いたらもう連れて行ったというので、
どこへ連れて行ったの?と聞くと、
オペ室だと言うので慌てたー”と来てくれた。

続いて小杉先生、石原先生、
麻酔科医の木村先生登場で私はすぐ宇宙遊泳の旅に。