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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2013年 11月 4日のコラム

マーガレット 「誠実な心」


今回の台風26号の残した爪痕の惨状。
これもまた目を被いたくなるような状況が
テレビにて映し出され、
声も出ないほど画面を見入っていました。

次から次へと、〝何故!!??〟
平穏な生活をしていた所に痛ましい災害、
被害が発生するのか・・・ 

伊豆大島の土砂崩れ(山津波)にて
大事な命が奪われてしまい、
安否不明者の方々も沢山いらっしゃいます。
土砂に埋もれ、助けを求める女性に
救助の手が差し伸べられているのに、
何故すぐその泥の中から救い出せないのか!?

テレビの画面を通してもどかしさで一杯になり、
女性の怖さ、不安な気持ちが私に伝わって来て
身体が固まってしまいました。
〝どうか一人でも多くの方々の命が救われますように〟と、
何も出来ない私はただ祈るしかありません。

・・と、そんな風に思っていながら、
私は友達に
〝何事も無くてホッとしました・・・^^〟等と
書いた手紙を出し、
来てくれた友達と温かいコーヒーを飲みながら、
〝何事も無くて良かったね^―^〟と話していました。

テレビで惨状を知る前とは言いつつも、
何と言う愚かな私でしょうか!!

こんな私だからきっと、この身体も治る事無く
《痛みに苦しむのが当然》と神様が、
私の無知で驕った態度を戒めているのだと思います。

2011年3月11日 午後2時46分 
東北関東大地震による大津波による被害 
福島第一原発の事故から、早や2年7ヶ月が過ぎた今も、
行方不明者の方々は未だに自宅に戻る事も無く。

自分の身に侵された事より見につまされ、
心がとても痛く悲しいです;;