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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2013年 12月 9日のコラム

南天 花言葉「福をなす」


入院4日目 AM3時30分
コールにて電気をつけてもらう。
深夜0時から絶食。
今朝はテグレトールの薬だけ飲む。

AM4時05分、
主人宛に手紙を書く
(全身麻酔の日は必ずこうして
主人に手紙をしたためる)

AM8時半
〝アー緊張する~@@〟

AM9時10分、
沢田先生、看護師さんに付き添われ手術室へ。
その時点でもう身体が震える。
最初の手術室の扉が開くと、
そこには手術着を着た先生や看護師さん達が(10名はいたと思う)
〝武下さん、お待ちしていましたよ^―^〟と出迎えて下さり、
〝よけい緊張する~@@〟
リハビリ科と麻酔科の看護師さん達の引継ぎが終り、
ぞろぞろと手術室に向かう廊下を移動する。
今回も12~3名の先生や看護師さん、
新人看護師の皆さんにこの身体を委ね、
私は全身麻酔にて宇宙遊泳の旅行に。

何時に病室に戻ったかはわからないけど、
今回は身体を動かす度に吐き気に悩まされる><
吐き気予防の薬が点滴から入る。

PM7時ごろ
主人が来てすぐその後、長男も休日利用して
長野県から見舞いに来てくれる。
その長男と一言二言話した途端、激しい嘔吐に血まで出る。
主人が看護師さんを呼び吐き気予防の薬を点滴に入れて貰う。
私の様子を見にわざわざ来てくれた長男は、
〝お母さん大丈夫?!〟と言いながら、
苦しんでいる私の背中をさすってくれる。
1時間半ほどいて心配しながら帰って行く。
“折角来てくれたのに、ごめんね”

息子と入れ違いに陽子先生が来て下さったが、
話す気力も無くそのまま眠っていた。
主人は10時頃までいて帰ったとの事。