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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2013年 12月 16日のコラム

紅梅さざんか 花言葉「困難に打ち勝つ」


入院5日目 
午前4時前、ふっと身体を動かした瞬間、
また気持ちが悪くなる。
朝食はやはり喉を通らず市販のゼリーを少し口にする。

AM9時、今日担当の土浦ナースに点滴と尿管を抜いて貰う。
その際、一緒に来ていたナースから
〝武下さん大丈夫ですか?いつもの笑顔も無いし辛そうですね〟
と言われるほど顔色が冴えなかったようだ。

AM9時40分、沢田先生も
〝大丈夫!?吐き気止め持ってこようか!?
麻酔が掛かっている間に爪を切った時、
深爪になってしまって、痛いよね><〟と聞かれ、
〝大丈夫です〟と答える。
〝褥瘡(じょくそう)は出来ていなかったけど、
十数年間座りっぱなしだからお尻の辺りが引っ張られ、
少し傷が付いていた;;
でも、左腕の脇も手の平も傷は付いていなかったからね^^〟

AM11時、土浦ナースがトイレに連れて行ってくれる。
部屋に戻るとテーブルの上に、
〝会えなくて残念@@〟と書いた付箋が貼ってある。
トイレ中に恩先生が来てくれたようで、私も凄く残念!!

午後1時40分、PTのリハビリ。
美香先生が〝昨日は麻酔後に来て見たけど、
もの凄い格好で寝ていたよ。身体の向きを直して帰ったけど〟と。
そこへ主人が来て
〝昨夜帰ったら、淳一から
(お父さんへ、お疲れ様。今日も有難うございました。
お母さんの事をよろしくお願いします)と書いたメモが置いてあった〟
と言って、そのメモを渡してくれる。
心ほっこり^―^

PM3時半頃から強烈な痛みが走り顔が歪む。
座薬、湿布、熱いタオルで足を温める。
溝越先生、鵜木ナース、陽子先生と、
順次来て下さったが痛くて話もそこそこで唸っていた><