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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2014年 6月 30日のコラム

デュランタ 花言葉「あなたを見守る」


入院5日目〈金〉午前2時45分、
電気を点けて貰う。
全体で3時間は眠れた気がする。

今日は全身麻酔での処置の日><〟緊張する。
処置後、酸素マスクを被って寝ているのも辛いな~!!

6時半、テグレトールの薬だけ飲む。
6時50分、眠そうな顔をした主人が来てくれる。
曜日が変わってから〈水、木〉主人は仕事で付き添えず、
今回は金曜日になり数年ぶりに主人が付き添ってくれる事に。

8時45分、柴田先生と女性医師、主人、
看護師さんたちと一緒に手術室へ。
入り口前で先生達は手術着に着替えに、
主人は其処で
“一度家に戻って洗濯してからすぐ来るからな、
頑張れよ”と言って手を握ってくれる。

手術室は今回も
大勢の麻酔科医師、看護師、リハビリ医師、看護学生、
研修医と並んで待っていて下さる。

“あ~いよいよだ~緊張する~”
いつも通りに先にマスクを被り、
眠ってから点滴をして麻酔を入れ処置に入る。
マスクを被り眠りに付くまでの数分が“怖い”

柴田先生が私を見て、目で合図。
“大丈夫よ^―^ここにいますからね”
その目を見てあっと言う間に宇宙へ。

意識が戻りかけると吐き気に悩まされ、
点滴に吐き気予防の薬を入れる。
朦朧としている頭の上で、色んな人の声が飛び交っているが、
それが誰なのかはわからない。

後から聞いた話では、柴田先生は勿論の事、
杉浦さん、竹田さん、陽子先生達だったとの事。

午後10時半、平野先生が様子を見に来て下さる。
11時過ぎ点滴が洩れて手が腫れて痛い。
その時点で点滴を抜く。

“こ~んなに体がだるくて気持ちが悪いのは、
もう本当に嫌だ><;”

でも、心から感謝しています!!