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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2015年 12月 14日のコラム

ベゴニア 花言葉「親切」


10月24日(土)
昨夜からの強烈な痛みが右足を襲い,
深夜もずっと続く><
少し和らいではウトウト。

痛みで力も入り,体が相当疲れている!!

午前8時前頃から又、
強烈な痛みが今度は左足を襲い,
余りの痛さに我慢できず,
“イタイ><痛い”と声を出して泣いてしまった;;

そこへ赤堀先生が,
“武下さん,相当痛そうですが大丈夫ですか!?”
私はひたすら,“痛い,イタイ”と
泣き叫ぶしか言葉が出て来ない。

入院中であっても,それに対する治療も薬もなく,
我慢して耐えるしかないのは本当に辛い。

先生と看護師さんにすがるように,
“この痛さは尋常じゃない,
まるで鋭利なナイフで足を切り刻まれるような痛さで,
強烈な電流がビビッ,ビビビビッ><と足に流れ,
流れたと思ったら今度はまるで津波のように,
ギュ~ンっと引っ張られて押し戻される。

おまけに,爪の中や指の間に何10本もの針が突き刺さったりする,
そんな物凄い痛さが出ているんです。
その痛さは,体中が身悶えするほど痛い;;”と,
足が勝手にピョンピョンと動き回るのを押さえ,
泣きながら話す!!

私が何個ものホカロンを足に当てているのを
看護師さんが見て,
すぐタオルを熱くしたのを袋に入れ持って来て,
足の上に置き温めてくれる。
そうしたちょっとした心遣いが,
その時の私にはどんなにか心癒され,
この強い痛みも和んで来そうな安らぎを,
体中で受け止める事が出来ました。
感謝です!!

平野先生が駆けつけて来て下さった時には,
すでに強烈な痛みも和んでいた時。
顔を歪めながら心配そうに私を見つめる眼に,
感謝!!

今回,初めて辛い痛みの症状の事を書いた事,
読んで頂いた皆様,お許し下さい!!