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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2016年 11月 21日のコラム

クルクマ 「あなたの姿に酔いしれる」


11月7日、私は,半年に1度の入院をする為、藤田保健衛生大学病院3-2病棟にいます。

この入院の日の前,3日〔文化の日〕の夜7時,
「中国琵琶」を聴きに,主人と一緒に東海市の芸術劇場に。
ロビーで,“武下さんですか?”と声を掛けられ,“ハイ!”と答えると,
“わー♪やっぱり,車椅子を見てすぐにわかりました。
私,加藤五十鈴です^^いつも素敵な絵の作品展を見せて貰って,
ここでお会い出来るとは思ってもいませんでした!お元気そうで良かったです”。
夜遅く,しかも人目の多い芸術劇場で声を掛けられ,戸惑ってしまった私ですが,
其れよりも何よりも,中国琵琶奏者・涂善祥さんが奏でる豊かな琵琶の音色の美しさに魅了され,
心が吸い込まれそうになり,涙が自然と流れ,うっとり。

他,ピアノ・チェロの音色に合わせ,女性・男性のテノール歌手の歌声も体中響き渡って,
2時間はあっと言う間に終わり,ロビーで,私の車椅子にサインを書いて貰って家に帰る!!
そんな余韻が,また強烈な痛みへと変身!
入院前の2晩はほとんど眠れないままでの入院。

入院中の主治医は森志乃先生!志乃先生は良く知っている先生なので話もスムーズにV
入院初日に病室に来て頂いた先生は,森・角田・辻・平野・柴田先生達。
他,麻酔科医の先生2名。薬剤師1名。本田看護長!!
後は,私の一番嫌な体重測定があり,こっそりやって欲しいのに,何故か大人数で><
でも,5月の時と同体重で,ホッ!

主人は夜のトイレ介助を済ませると,
“明日は午後から全身麻酔だから,午前中に来るからな。
ま,頑張れと言っても先生達に任せするしかないので,
兎にかく痛いのが来ないように願うしかない”と言って帰る。
主人が帰った後,A3スケッチ帳に下描きしてある絵に,色を塗る!!