Data:F2.8 SS1/160 ISO2500こちらに並ぶのは、地域住民から寄贈されたと言う「知多のおひなさま」。江戸から平成までの、様々な年代のおひなさまが約350体が飾られているそうです。
昔のおひなさまって、時折見掛けることはあるものの、これだけズラリと並ぶ姿を見たのは初めてでした。娘のおひなさまは、男雛・女雛の二人だけを飾る
「親王飾り(しんのうかざり)」なので、「段飾り」のひな人形を見入っていました。

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ちなみに、段飾りの中でも上段に御殿を飾る「御殿飾り(ごてんかざり)」と、屏風を立てる「屏風飾り(びょうぶかざり)」があるそうで…!私は、今回初めて御殿飾りを知りました。
この地域でも、昭和30年代(1955年~1964年)頃までは、御殿飾りが流行していたようです。この御殿飾りは、寝殿造りの御所や神明造りの社寺を模したもので、江戸時代からつくられ始めたとのこと。昔は、大名やお金持ちの商人などの家で飾られていたらしく、とても立派な物ばかりで感激しました!!
展示を見ていると、飾り方やおひなさまのお顔、着物まで、時代によってトレンドがあるようで、その移り変わっていく様がとても面白かったです。
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1階では、着物を着て写真が撮れる「お姫さまになろう」のコーナーがありました。娘はノリノリで着て、おひなさまになりきってポーズ!娘がとても嬉しそうで、可愛い写真が撮れて、母としては大満足です(笑)。
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それから、ちょうど訪れた時には知多木綿の機織り体験も開催されていて、娘が挑戦。綿から、洋服や身近なものがこうやってつくられているんだ~と驚いたようです。
体験が楽しかったようで、「機織りがお家に欲しい!」と帰りながら言っていました(笑)。
機織り体験以外にも、日によって色々な催しがあるようですよ!
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初めて、知多市歴史民俗博物館へは意外にも初めて訪れましたが、歴史に触れるということは面白いですね!親子共々、良い刺激を受けて帰ってきました。
今年も、娘のおひなさまを一緒に飾って、家族でひな祭りをして…。私たちの歴史も紡いでいきたいと思います。