名古屋から1時間圏内でアクセスできる知多半島は、四季を通じてさまざまな魚が釣れる人気エリア。
堤防、港、桟橋、サーフなど釣り場の種類も豊富で、初心者から上級者まで幅広く楽しめるのが魅力です。
本記事では、知多半島のおすすめ釣り場から、釣れる魚の季節カレンダー、初心者向けの持ち物や注意点まで、釣行前に知っておきたい情報を徹底解説します!
知多半島の釣り場完全ガイド

名古屋からわずか1時間という好アクセスに加え、四季折々の魚が狙える知多半島は、東海エリアでも有数の釣りスポットです。
整備された堤防や釣り桟橋、自然豊かなサーフや磯場まで、釣り場のバリエーションも豊富。初心者が手軽に楽しめる場所から、ベテランが通う本格ポイントまで揃っており、レベルを問わず釣りの楽しさを実感できます。
知多半島の魅力の一つは、なんといっても名古屋からのアクセスの良さです。
高速道路を利用すれば、名古屋市中心部から車で1時間ほどで到着でき、朝出発して昼前には釣りを始められます。
知多半島道路や南知多道路は整備されており、道中は釣具屋やコンビニなどお店も充実。
電車釣行派にもやさしく、名鉄を利用すれば、河和港や内海港など主要な釣り場にも近く、徒歩で行けるポイントも多くあります。
都会から気軽に海と触れ合える釣り場として、週末は地元民だけでなく名古屋市内や三河エリアからの釣り客でにぎわいます。
知多半島のもう一つの魅力は、「季節ごとに釣りものが変わっても、常に何かが釣れる」点です。
春は堤防でメバルやアイナメ、秋にはサビキ釣りでアジやサバ、冬は投げ釣りでカレイやアイナメなど、シーズンごとの代表的な魚種が豊富です。
さらにアオリイカやタチウオといった人気ターゲットも回遊し、ルアーやエギングファンにも嬉しいフィールドです。
釣りスタイルも幅広く対応できるため、同じエリアに通ってもその時期ごとの釣りの楽しみ方があり、リピーターが絶えません。
知多半島には、釣りをこれから始めたい初心者や子ども連れでも安心して楽しめるポイントが点在しています。
足場の安定した護岸や桟橋、トイレ・駐車場付きの施設も多く、「新舞子マリンパーク」や「豊浜釣り桟橋」などはまさにファミリー向けの代表例です。
一方、夜釣りでタチウオやメバルを狙う本格派や渡船で沖堤に渡ってグレ・チヌを狙う上級者まで満足できる釣り場もあり、どんなレベルの釣り人でも受け入れてくれる懐の深さがあります。
釣具店やエサ屋も豊富で、現地調達で手ぶら釣行も可能。
知多半島は「誰でも、いつでも、自由なスタイルで楽しめる」釣りの理想郷といえるでしょう。

知多半島の釣りの魅力の一つは、春夏秋冬いつでも何かしらの魚が釣れることです。
季節ごとに釣れる魚種が入れ替わり、それぞれに適した釣り方や場所があるため、1年を通して釣りの楽しみが尽きません。
春はメバルやアオリイカ、夏はキスやハゼ、秋はアジ・サバ・タチウオ、冬はカレイやアイナメなど、知多の海には季節の変化を感じさせてくれるターゲットが豊富です。
春(3~5月)に釣れる魚とおすすめ釣り方

春の知多半島では、水温の上昇とともにメバルやカサゴなどの根魚が活発になります。特に堤防際やテトラ周辺では、ブラクリ仕掛けやワームを使った探り釣りが有効です。
夜釣りではアジングやメバリングも楽しめて、日没後の堤防がにぎわいます。
また、3~4月にかけてはアイナメも良型が狙える時期。5月になるとアオリイカの接岸が始まり、エギングの本格シーズンに突入します。
アオリイカは日中でも狙えるため、ルアー派にとっても春は狙い目のシーズン。
風が穏やかな日を選んで、港の外側や砂利浜の周辺を探ってみましょう。
夏(6~8月)に釣れる魚とおすすめ釣り方

夏はファミリーフィッシングのベストシーズン。ちょい投げでキスやハゼが狙え、りんくうビーチや内海周辺のサーフで数釣りが楽しめます。
小型のセイゴ(スズキの若魚)やクロダイの幼魚なども浅場に入りやすく、ウキ釣りやフカセ釣りも有効。
夜釣りではメバルやアジもまだ釣果が望めます。
特に梅雨明け以降は、朝夕の涼しい時間帯に活性が高まりやすいので、釣行のタイミングを工夫すると良いでしょう。
防波堤の際では、サビキ釣りで豆アジが釣れ始め、夏休みの子ども連れにもぴったりの季節です。
水分補給や日除け対策を忘れずに。
秋(9~11月)に釣れる魚とおすすめ釣り方

秋は知多半島の釣りが最も盛り上がるハイシーズンです。
アジ・サバ・イワシといった回遊魚が港内に入り、サビキ釣りで爆釣するチャンスが広がります。
また、ルアー派にとってはタチウオやサゴシ(サワラの若魚)などの青物がターゲット。
日没前後の「夕マヅメ」は絶好のチャンスタイムで、メタルジグやワインドで狙う釣り人が増えます。エギングもこの時期が本格化し、新子サイズのアオリイカを昼夜問わず狙えます。
クロダイやキビレも浅場に差してくるため、フカセ釣りや落とし込みにも熱が入るシーズンです。
まさに何でも釣れる、知多釣行のゴールデンタイムといえるでしょう。
冬(12~2月)に釣れる魚とおすすめ釣り方

冬は魚の活性が下がる分、釣り人も少なくなり、静かな環境でじっくり釣りを楽しみたい人にとっては狙い目の季節です。
代表的なターゲットはカレイとアイナメ。
特に12月~1月はカレイのベストシーズンで、武豊緑地や美浜のサーフでは実績多数。
投げ釣りで遠投し、砂地や根まわりを探っていく釣りが基本です。
また、防波堤やテトラでは寒メバルやカサゴも根強い人気で、夜間の探り釣りやワームで狙う釣りが効果的です。
朝夕の冷え込みは厳しいため、防寒対策を万全に。釣果だけでなく「冬の海の静けさ」も楽しみの一つとなる、通好みの季節です。
知多半島には、初心者でも気軽に釣りが楽しめる整備された釣り場から、ベテランが狙う穴場の堤防やサーフまで、実に多彩な釣りスポットが点在しています。
釣れる魚の種類や時期、足場の良さ、トイレや駐車場の有無など、選ぶ基準は人それぞれ。
この章では、エリアごとに実績のある釣り場をピックアップし、それぞれの魅力や釣りやすさを紹介します。
自分のスタイルやレベルに合った釣り場を見つけて、知多の海を満喫しましょう。
▼知多半島のおすすめ釣り場まとめ
新舞子マリンパーク|整備された護岸+トイレ完備(知多市)

名古屋から車で約30分、アクセス抜群の知多市にある「新舞子マリンパーク」は、整備された護岸が特徴の都市型釣り場です。足場が広くて平坦なうえ、釣り専用のエリアも設けられているため、初心者や家族連れでも安心して楽しめます。
公園内にはトイレや無料駐車場、自動販売機も完備されており、レジャー感覚での釣りにも最適です。
主にサビキ釣りでアジやイワシが狙え、夏~秋にかけては小サバやサッパなどの回遊魚もヒットします。
テトラが少なく、トラブルも起きにくいため、子どもの釣りデビューにもおすすめ。
釣り以外にも散歩や海水浴を楽しめるため、1日遊べるスポットとしてリピーターも多い人気エリアです。
▼詳細はこちら
りんくう釣り護岸|タチウオ・サバ・アジなど豊富(常滑市)

常滑市の「りんくう釣り護岸」は、セントレア対岸にある整備された海沿いの釣り場です。
柵が設置されたフラットな護岸で、初心者や家族連れにも安心。トイレや有料駐車場も近く、アクセスの良さも魅力です。
釣り場は指定エリア内に限られており、マナーを守れば快適に釣りが楽しめます。
砂浜のりんくうビーチと隣接しているため、レジャーのついでに立ち寄れる点も好評です。
春から秋にかけてはサビキ釣りでアジ・イワシ・サバなどが狙え、ルアー釣りではタチウオやシーバスも実績があります。
日中はファミリーフィッシング、夕方からは夜釣り目的のルアーマンも訪れるなど、幅広い層に人気です。
▼詳細はこちら
河和港|駅から徒歩圏内、アジ・サバ・メバルなど(美浜町)

美浜町にある河和港は、名鉄河和駅から徒歩10分ほどという好立地が魅力の釣り場です。
電車釣行にも対応できるため、車を使わない人にもおすすめ。
港内は波が穏やかで足場も広く、初心者やファミリーでも安心して釣りが楽しめます。
近くにはコンビニや飲食店もあり、釣りの前後も便利です。
▼詳細はこちら
河和港 (こうわこう)
住所 美浜町浦戸森下 駐車場 有
|

美浜町の冨具崎漁港は、地元釣り師に長年愛されている定番釣りスポット。
無料駐車場やトイレが完備され、足場も安定しているため、初心者からベテランまで安心して竿を出せる環境です。
港の東側に伸びる堤防がメインの釣り場となっており、外向きではさまざまなターゲットが狙えます。
春から秋にかけては、サビキでアジ・イワシ・サバなどの回遊魚が狙え、ちょい投げではキスやハゼも実績あり。秋にはアオリイカ、冬にはアイナメやカレイと、季節を問わず釣り物が豊富な万能堤防です。
休日には家族連れも多く訪れますが、平日は比較的落ち着いた雰囲気。
内向きは釣り禁止区域となっているため、現地の案内に従って安全・マナーを守って釣行しましょう。
▼詳細はこちら
冨具崎漁港 (ふぐざきぎょこう)
住所 美浜町野間冨具崎
|
豊浜釣り桟橋|釣り専用桟橋で安心・サビキ向き(南知多町)

知多半島屈指の人気釣りスポット「豊浜釣り桟橋」は、南知多町にある釣り専用の大型桟橋です。
足場がしっかりしていてフェンスも設置されており、小さな子どもや初心者でも安心して釣りを楽しむことができます。
近くに駐車場やトイレ、自販機もあり、ファミリーにも好評の設備充実型スポットです。
主なターゲットはアジ・イワシ・サバなどの回遊魚で、サビキ釣りとの相性が抜群。
特に夏から秋にかけては群れが入りやすく、手軽に数釣りが楽しめます。
朝夕のマヅメ時にはタチウオやセイゴといった夜行性の魚が回遊することもあり、ルアーやウキ釣りを楽しむ人の姿も。週末や連休は混み合うため、早めの時間帯に入るのがポイントです。
▼詳細はこちら
豊浜釣り浅橋 (とよはまつりあさばし)
住所 南知多町豊浜相筆33
|
片名漁港|駐車場あり・足場の良い港内釣り場(南知多町)

南知多町に位置する片名漁港は、足場がよくて釣りやすい港内エリアとして知られています。
港の内側は波が穏やかで、小さな子ども連れや初心者でも安心して釣りが楽しめます。
駐車場も港のすぐそばにあり、荷物の運搬もスムーズ。トイレや自販機、近隣の釣具屋もあり、釣行時の利便性が高い点も魅力です。
釣れる魚は季節によってさまざまですが、サビキでアジやイワシ、小サバが狙えるほか、ちょい投げでキスやハゼも釣れます。
夜釣りではタチウオやセイゴも実績があり、常夜灯まわりでのルアーゲームも楽しめます。
混雑が少なくのんびり釣れる環境なので、「静かに釣りを楽しみたい」人にもおすすめのスポットです。
▼詳細はこちら
師崎港(港内)|船釣りの拠点にもなる安全な港内(南知多町)

南知多町の先端に位置する師崎港は、三河湾・伊勢湾・知多湾の分岐点という好立地にあり、釣りの拠点としても知られる港です。
フェリーや遊漁船の発着地でもあるため、渡船や船釣りを楽しむ人が多い一方で、港内の護岸エリアは陸っぱりでも安全に釣りができるポイントとして人気です。
港内では、春から秋にかけてサビキ釣りでアジ・イワシ・サッパがよく釣れ、ちょい投げではハゼやキス、探り釣りでカサゴ・メバルも狙えます。常夜灯もあり、夜釣りにも対応。
釣具屋やエサ屋も近くに揃っているため、準備不足でも現地調達が可能です。
船釣りと陸っぱりを組み合わせた一日釣行にもぴったりなスポットです。
▼詳細はこちら
大井漁港|クロダイ・スズキも釣れる河口と堤防の合流地(南知多町)

南知多町にある大井漁港は、河口と堤防が交差する特徴的な地形が釣りに絶好で、多彩な魚種が狙える本格派向けの釣り場です。
駐車スペースがあり、聖崎公園方面にはトイレも設置されているため、設備面も安心。足場も比較的安定しており、初心者でも落ち着いて釣りが楽しめます。
特に人気なのが、フカセ釣りで狙うクロダイとルアーで狙うスズキ(シーバス)。潮通しの良い堤防先端や河口部では実績が高く、地元のベテランも通うポイントとして知られています。
そのほか、サビキ釣りでアジ・イワシ・サバ、ちょい投げでキスやハゼなども釣れ、ファミリーでも十分に楽しめる万能型スポットです。
▼詳細はこちら
大井漁港 (おおいぎょこう)
住所 南知多町大井聖崎15 駐車場 有
|
知多半島では、初心者向けの手軽な釣りから、上級者が腕を試す本格派の釣法まで、さまざまなスタイルで釣りを楽しむことができます。
釣り場の環境が多彩な分、狙える魚も幅広く、釣り方に応じたベストなポイントも豊富に存在します。
この章では、知多半島で特に人気のある釣り方を5つ紹介。
それぞれの魅力や釣れる魚、釣り場の特徴を詳しく解説します。
自分に合った釣り方を見つけて、より充実した釣行を楽しみましょう。

知多半島で最もポピュラーな釣り方の一つがサビキ釣りです。
サビキとは、エサを詰めたカゴの周りに疑似エサのついた複数の針を付ける仕掛けで、小アジ・イワシ・サバなどの回遊魚を一気に釣ることができます。仕掛けはシンプルで、釣具店でセットを購入すれば誰でもすぐに始められるため、ファミリーや初心者に大人気。
釣り場は豊浜釣り桟橋、新舞子マリンパークなど、足場が良く安全なスポットがおすすめです。
魚の群れが入るタイミングを掴めば、短時間でも大量の釣果が期待できる「爆釣チャンス」も。朝夕のマヅメ時を狙えば、より高確率でヒットが続きます。

ちょい投げ釣りは、文字通り「軽く仕掛けを投げるだけ」で楽しめる手軽な釣り方です。
知多半島では、夏場を中心にキスやハゼが岸近くまで寄ってくるため、遠投しなくても十分に釣果が期待できます。使用するタックルも、コンパクトロッドに小型の天秤とエサ(青イソメや石ゴカイ)を付けるだけでOK。
内海の砂浜など、砂地の広がる釣り場が狙い目です。手軽でありながら引き味も楽しめるため、のんびり釣りをしたい人にもおすすめ。
小さなアタリを取りながら釣る楽しさがクセになる、知多の夏の定番スタイルです。
ルアー釣り(アジング・メバリング)|夜釣りでも活躍

知多半島は、アジやメバルといったライトゲームの人気ターゲットが豊富で、ルアー釣り派にも絶好のエリアです。
アジングやメバリングは、小型ワームやジグヘッドを使い、堤防の際や常夜灯周りをテンポよく探るスタイル。夜釣りが基本となるため、ライトと安全対策をしっかり整えることが重要です。
秋から冬にかけては群れが大きくなりやすく、回遊のタイミングをつかめば連発も期待できます。
片名漁港や常滑港、榎戸漁港など、アクセスが良くて人が少ない場所が狙い目。
アジやメバル特有の繊細なアタリをとるテクニカルな釣りで、経験を積みたい人にもおすすめのジャンルです。

エギングとは、イカ専用の疑似餌「エギ」を使ってアオリイカなどを狙うルアー釣りの一種です。
知多半島では、春と秋にアオリイカの接岸があり、特に秋は新子(若い個体)が岸近くまで寄ってくるため、陸っぱりから狙いやすい時期となります。
堤防やテトラ帯、磯場などが主なポイントで、師崎港・冨具崎漁港・大井漁港などが実績の高いスポットです。
エギのカラーやサイズを変えながら、シャクリでアピールして抱かせるというゲーム性もあり、ルアーマンにも人気。
タイミング次第では複数キャッチも可能で、知多半島での秋の風物詩ともいえる釣り方です。
フカセ釣り・ウキ釣り|チヌ・グレ狙いの中上級者向け

フカセ釣りやウキ釣りは、チヌ(クロダイ)やグレを狙う本格派向けの釣法です。
コマセ(撒き餌)で魚を寄せつつ、仕掛けを同調させて自然に食わせる高度な技術が必要ですが、その分釣れたときの喜びは格別。
知多半島では、師崎周辺の堤防などが実績ポイントとして知られており、地元のベテラン釣り師たちが通い詰めるほどの人気ぶり。
ウキの動き一つひとつに集中しながら、駆け引きを楽しむのがこの釣りの醍醐味です。
仕掛けやエサの準備に手間はかかりますが、良型のチヌを釣り上げた瞬間は、その苦労がすべて報われる瞬間となります。

知多半島での釣行を成功させるためには、事前の天気・潮・風の確認が欠かせません。
せっかくポイントを決めて釣具を準備しても、風が強すぎたり潮が悪かったりすると釣果に大きな影響が出ます。
特に海釣りでは「風速」と「潮回り」が釣りやすさと安全性の鍵を握る重要なファクター。
初心者でも確認しやすいおすすめツールや基準を解説しながら、実際に現地で活用できる知識をまとめました。
釣行前に天気予報を確認することは、釣果だけでなく安全にも直結します。
晴れの日は快適に釣りができますが、曇りや雨の日のほうが魚の警戒心が弱まり、意外と釣果が上がることもあります。
特に曇天や小雨のタイミングでは、昼間でも回遊魚が浅場に入りやすく、思わぬ大物に出会えるチャンスも。
また、気圧の変化も魚の活性に影響するため、天気の崩れ始めや回復時など「天候の切り替わりの瞬間」も狙い目とされています。
ただし、雷を伴うような荒天や急な天気の崩れが予想される日は絶対に無理をせず、中止を判断することが大切です。
事前の予報チェックはもちろん、釣り中も空模様を意識しておくことで、より安全で戦略的な釣行が可能になります。
潮と風は、海釣りのコンディションを左右する2大要素です。
潮は魚の活性に直結し、満潮・干潮のタイミングや潮の流れが良い時間帯(いわゆる“潮の動く時間”)に釣れる可能性が高まります。
特に干潮からの上げ潮、もしくは満潮前後の「潮止まり直前後」は好機です。一方、風は釣り場の選定や釣り方に影響します。
追い風なら飛距離も出やすく快適ですが、向かい風や横風が強いと仕掛けが流されて釣りにならないことも。
釣り場の地形と風向きを考慮してポイントを選ぶことが、安定した釣果への第一歩です。
ライブカメラで海の様子をチェック!
釣りをするうえで気になる潮の動き。ぜひライブカメラで確認してみてくださいね。
新舞子 / 衣浦港 / 篠島
一般的に、風速5m/sを超えると軽量仕掛けの操作が難しくなり、7m/sを超えると初心者にはかなり厳しいコンディションとなります。
特に防波堤やテトラ帯では、突風による転倒や波しぶきによるスリップなど危険も増すため、無理な釣行は控えるのが基本です。
安全面を最優先するなら、風速3~5m/s以下が釣行の目安と考えるとよいでしょう。
アプリで「風速」「風向き」「波の高さ」を事前にチェックすることで、快適かつ安全な釣りが可能になります。
風と潮の情報は、“釣りの勘”を磨く第一歩でもあります。

初めて釣りに行く人にとって、持ち物選びは意外と悩みがちです。
ここでは「絶対必要なもの」、「あると便利なもの」、「ファミリーや女性連れに安心なもの」の3カテゴリに分けて、持ち物を分かりやすく整理しました。
出発前にチェックして、快適な釣行を楽しみましょう。
◆ 絶対必要なもの(基本装備)
• 釣り竿(リール付きのセットが便利)
• 仕掛け(目的に応じたサビキや投げ釣りなど)
• エサ(アミエビ、青イソメ、オキアミなど)
• クーラーボックス(保冷剤も忘れずに)
• タオル/ハサミ/針外し(小物類も重要)
◆ あると便利なアイテム
• 折りたたみ椅子(長時間の釣りに)
• ウェットティッシュ(手や道具を拭ける)
• ライフジャケット(安全のため大人も着用推奨)
• ヘッドライト(早朝や夕方の釣行に便利)
• 予備の仕掛け&エサ(トラブル時のために)
◆ ファミリー・女性向けにあると安心なもの
• 日除けグッズ(帽子・日傘・日焼け止め)
• 飲み物・軽食(熱中症・空腹対策)
• ゴミ袋(ゴミの持ち帰りマナー用)
• 簡易トイレ or 近隣のトイレ情報チェック
知多半島釣りのよくある質問【FAQ】

初めて知多半島で釣りをする人にとって、不安や疑問はつきものです。
「夜釣りはしてもいいの?」、「トイレは近くにあるの?」、「ライフジャケットって必須なの?」など、事前に知っておきたい情報をQ&A形式でまとめました。
釣行前のチェックリストとして、ぜひ活用してください。
Q. 夜釣りができる場所は?
A.片名漁港、冨具崎漁港、常滑港などでは夜釣りを楽しんでいる釣り人も多く見られます。ただし、明かりのある常夜灯付近が基本で、照明のない場所ではライトが必須。近隣住民への配慮と静かな釣行を心がけましょう。
Q. 駐車場やトイレが近い場所は?
A.新舞子マリンパーク、豊浜釣り桟橋、冨具崎漁港などは駐車場とトイレが完備されており、初心者やファミリーでも安心して利用できます。早朝や休日は混み合うため、時間に余裕を持って行動しましょう。
Q. ライフジャケットは必要?
A.堤防釣りやテトラ周辺では、落水リスクを避けるためライフジャケットの着用が推奨されます。特に子どもや初心者は必須。近年では着用がマナーとして定着しており、釣具店で安価なものも手に入ります。
Q. 釣り禁止の場所はどう調べる?
A.漁港や堤防でも、一部区域では釣りが禁止されている場合があります。現地の看板や立て札で確認できるほか、Googleマップの口コミや釣り系SNS・アプリでも最新情報をチェック可能です。
Q. 釣った魚はその場で食べられる?
A.衛生面・安全面の観点から、基本的には持ち帰って調理するのがおすすめです。その場で調理・焼き食いをする場合は、火気使用が可能な施設(キャンプ場など)に限りましょう。港周辺での直火は禁止されています。
まとめ|知多半島は釣り初心者から上級者まで楽しめる最高の釣り場
知多半島は、アクセスの良さ、魚種の豊富さ、そして多様な釣りスタイルが共存する、全国的に見ても魅力的な釣りエリアです。
初心者やファミリーが安心して楽しめる設備の整った釣り場がある一方で、ルアーやフカセなど本格派も満足できるスポットも豊富。
季節ごとの魚の移り変わりや、地域に根ざした釣具屋・エサ屋の存在も、リピーターが絶えない理由のひとつです。
これから釣りを始めたい人も、次の釣行先を探しているベテランも、ぜひ知多半島の海で自分だけの釣りの時間を楽しんでみてください。